地元、愛知県の土地家屋調査士のみな様へ

― 役員復帰意向についての思い ―


 マザー・テレサに「愛」の反対語を尋ねたところ「無関心」と答られたとのこと。昨今、社会・人間関係において残念な事件が頻繁に発生します。
今、親兄弟、学校や勤務先から「気配り」や「助け合い」という言葉が消えつつあります。見て見ぬふりをして、無関心に徹することは、現代人病とでもいうのか、特に都会の群集にあっては、それこそ逆の常識になっているようです。
 無関心の果てに、家族内の殺傷事件にまで発展しまう、お互いを憎悪する、憎しみあう気持ちというものは、いったいどこから産まれてきたのでしょうか。
 私、伊藤直樹は、高校時代+α、合唱に取り組んでいました。多人数の声がハーモニーとして、大きな音のうねりとなり、フォルテ、ピアニッシモ強弱の妙味を楽しんでいた頃、全員が参加し、一人でも音をはずしたり、ブレスのタイミングをはずした瞬間、合唱そのものは壊れるということを学びました。
 社会にハーモニーが生まれ、人々がお互いをカバーしあえるようにならないと、寂しい人生を送るしかない。

 自分は宗教の素養はほとんどありません。ただ、親から教わった、人の和の中に入りこむよう、10代半ばに素直さというハーモニーを識り、とりあえず、現在、一世一代のお節介屋となって、人と人とのやさぐれの中に入りこむ事を業とするベースとなったものと認識しています。一般的には、神職・僧侶の方々に、期待されるようなイメージが、自分にはお節介屋という少々変形してですが、一面にあるような気がします。 私自身は、勿論何も会得している訳でもなく、人様を悟すようなことも出来る聖人ではないとわかっています。
このような自分が、33年間土地家屋調査士を営んでこられたのは、多くの先達のお蔭です。平成19年迄、愛知会副会長、連合会常務理事等の役員を経験してまいりましたが、以来10年近いブランクを経て、今一度、会務に就く決断をしたのは、自らのお節介、プラス、業界への恩返しをしなければという気持ちが基となっています。といいましても、この10年のブランクの間に、多くの若い会員が入会されています。みなさんからすると、伊藤直樹は過去の人物です。その若き調査士のみなさんの気持ち、意見についても、理解をするのに時間を要することでしょう。

過去の業界誌を紐解いていただく手間をおかけいただくか、愛知会の内で私を覚えていただいている先輩、同輩の方々を介して、ご紹介いただく時間を必要とするのではないか。
役員改選時期まで1年余り。私の考え方を発信させていただく機会を設けていきます。
土地家屋調査士制度のこと。連合会レベルの試験制度問題、どんなレベルのことについても、共に考えていこうと思っています。
みなさんの考え方も学ばせていただきながら、私の役員復帰に向けたキックオフ宣明をいたします。

平成28年4月
                             宣明文責 伊藤直樹

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