国民年金基金+α
国民年金基金+α
今67歳の自分は、年300万円以上、土地家屋調査士年金基金を受給しています。元々、スタート段階から満額掛けていたところ、平成ラストの頃には、自分の別会社の代表取締役に就いたことによって、調査士年金から厚生年金に移行しました。
よって、ラストは調査士年金に加入していないにもかかわらず、個人調査士の時代が長かったこともあって、マルマル同業者年金をいただいて、恐縮しています。
当然、国民年金や厚生年金も支払ってきましたが、今まだそれなりに年間所得があると、ほぼ9割方差し引かれて、ほとんど、年10万+αしかもらえません。
このブログをご覧いただいている皆様は、年金受給額の状況、いかがでしょうか?
65歳を過ぎて、当然、誰もが一定の年金を受給し始めることかと察するところ…、参議院選挙の直前に、自民・公明・立憲民主等の合意で、令和7年6月、年金制度改革法が成立しました。
この法律は、基礎年金(国民年金)の給付水準を改善するために、厚生年金の支払義務者をいかに拡大するか。
短時間労働者(パート・アルバイト)の方々が厚生年金に加入することで、将来、全ての国民への給付が手厚くなるという改革です。
賃金要件や企業規模要件が撤廃されます。
週10時間以上の就労で厚生年金加入…とはまだ5年後の改正に委ねるのですが、少なくともこの先の高齢化社会への対応として必要だと、私も思います。
平均余命は大きく伸びています。
日本の人口構成をこの先、余程の覚悟なしでは改善できません。
産めよ、増やせよ…とは言えないでしょう。
あいち事務所のお客様、みなさんの年金の状況を、是非再確認ください。
士業の世界では、結構、別制度を講じていますが、一般の方々に充実した年金制度の用意がない、この国です。
→ 再確認、是非行ってみてください。
追伸
私は、愛知県土地家屋調査士会の元会長として、会長時代の4年弱+前会長 梅村氏時代の4年間。愛知会HP上にて、会長ブログ+顧問ブログとして月2~5回、意見を書き込んできましたが、先日6月30日をもって8年弱のブログコーナーを閉鎖しました。
今後、あいち事務所内「直樹の気持ち」ブログ欄が、自分の唯一の書き込み欄となりました。そういった意味で、土地家屋調査士業界へのメッセージ+あいち事務所の顧客様+αへのブログと、今後はなろうかと思います。
よろしくお付き合いくださいね。
老後の対応~~国民年金基金。
60代、70代の現行士業主は、所得にかかわらずこの基金がもらえます。厚生年金はずっと差し引きされて、満額がもらえる事はどうやら一生、ないようですね。
今年、司法書士の登録以来42年目です。自分は少々、土地家屋調査士にシフトしていますから、土地家屋調査士年金基金という有難い基金を、所得に関係なく全額受け取っています。
みな様の老後の収入のアテはいかがでしょうか?
老後、60~70歳代の年金受給。その少なさを補う賃貸アパート事業(実質単純利廻り)等の有難い収入。
わからん時は、社会保険労務士さん。それでもわからん時はあいち事務所にお尋ねください。
→ 伊藤直樹は、これからも、わからない事を尋ねられたとしても勉強し、お答えしていきたいと思っています。