CPD、ADR 土地家屋調査士像

 3月30日、突然、私が一番注力してきている土地家屋調査士業界の、少なくともこの30年間余の最大功労者 西本孔昭元日本土地家屋調査士連合会会長が事務所におみえになられ、1時間、この資格の現在、そして将来の話をお伺いしました。突然でした。

 西本氏は、地元生まれ。名東区、名古屋インター近くの名東法務局手前の事務所にて、1年以上前に81歳で退会されてしまい、以来お会い出来ずじまいでした。

 自分は39歳で地元の副会長を西本会長のもとで務め、45歳で西本連合会長のもと東京の連合会理事兼地元副会長を務め、59歳から63歳まで、西本さんの支援を受ける事なく(笑)突然、地元 愛知会会長に立候補し、4年間の地元会会長。そして後半2年は連合会の副会長を兼任しつつ、コロナ禍の中での選挙にて、連合会2期目の挑戦にあえなく伝達不足?落選。そして65歳で連合会長選挙に挑み、これまた世代交代の流れで老兵は4人中3位で落選。

 西本さんのように、一発合格の出来ない不思議な土地家屋調査士人生です。

としても、自分は幸せな業界内での体験をしっかりさせていただき、その礎を学ばせていただいたのは、西本御大のお蔭である事には間違いありません。

 CPD発足、平成14年当時の状況と採用の思い。今の愛知会の研修参加成績記録目的とは全く違います。平成17年当時のADR法にのっとった特別研修、認定調査士。全国から1500人の受験者が東京秋葉原の初回講習に集結し、夢をもって弁護士協働による境界問題の紛争解決に挑んだ頃。

 そういえば直樹は、このCPD土地家屋調査士制度への採用を、ADRへの参画はまだしも、このような資格内資格っぽい不安な試験は全く要らないと、当時も西本さんにくってかかっていた覚えです。

 CPDは個人の研鑽であって、土地家屋調査士会研修受講率の発表のものでなく、まして測量設計業界の入札基準にCPD高成績の技術者が何人いるから仕事させてください的なものとは違うのに、わからないままのスタートはまずい。

 ADRは、調査士法に当時、新たに盛り込まれた一条文。

「土地家屋調査士はADR申立てを弁護士さんと共に協働して行うことが出来る」…だけの資格であって、素人が生兵法で民事訴訟法と憲法の入り口を45時間考査するだけで、会員に思い違いをさせる不安な考査なので、当時からこれを本試験の課目に憲法、民法、民訴法を入れて不動産登記制度を担う新しい土地家屋調査士資格の新人を受け入れるべきだ、という私見。

 制度の改造、改良時期だけに、私見は通らず、西本私見もまたどこかで頓挫し、今日に到っているというのが、お互いの想い出話でした。

 あまりに偏った昔話で失礼しました。

 最近、土地家屋調査士業界、司法書士業界の集まりで、私より年上の方とお会いし、お話する機会が、どんどん減ってきています。

70代、80代の方々が退会されていきます。

 80代のバリバリの弁護士さんと、昨年末、20年ぶりに仕事を片付ける機会がありましたが、稀でしょうか?

 → 自分、伊藤直樹は、最低で80歳。普通にいって、あいち事務所なる個人事務所代表を90歳まで務めるつもりです。

 まだ、これからも出来る事。いや、やらなければいけない事があると信じています。

 皆さんはいかがでしょうか?

 我が人生に悔い無し……とまでは、全く到達していない自分です。

 


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